ナイロビ、2021年2月5日 - 国連ハビタットとケニア住民連合(KARA)は、ダンドラごみ処理場で働く廃棄物拾得者にマスクや手袋など個人防護具400点を配布しました。

この配布は、UN-HabitatとKARAによるCOVID-19の蔓延防止プロジェクトの一環で、以下のような内容で行われました。 the African Clean Cities Platform

は、日本の環境省の資金援助を受けています。ケニア廃棄物リサイクル業者協会(KAWR)とナイロビ首都圏サービス(NMS)は、関係する廃棄物拾得者の特定などに関わりました。

廃棄物回収グループの代表者が機器を受け取り、その後、個人に配布されました。今後数週間のうちに、さらに800人の廃棄物拾得者向けに2回の配布が行われる予定です。

KARAのCEOであるHenry Ochiengは、「危険な環境で働く廃棄物収集人の健康と安全を守ることは、COVID-19に感染するリスクを抑えるために非常に重要です」と述べています。

廃棄物回収業者(KAWR)の事務局長であるリチャード・カイニカは、「廃棄物回収業者は、リサイクル業界に原料を提供することにより、ケニアの廃棄物バリューチェーンにおいて重要な役割を担っています」と付け加えました。

このプロジェクトでは、埋立地にいるすべての廃棄物収集作業者に、PPEを適切に使用し、頻繁に手を洗うよう促しています。

配布の際には、日本政府からのメッセージが読まれ、"手洗い場は、COVID-19の大流行という我々の緊急課題への直接的な対応だけでなく、適切に使用することでこの地域の健康状態を改善するための中長期的な対策でもあります。"と書かれていました。