TICAD 2016
TICAD 2016

2016年8月29日、ナイロビで開催されたTICAD 6において、日本の環境省、国際協力機構(JICA)、国連環境計画、国連ハビタットの共催で、アフリカの固体廃棄物管理の課題に焦点を当てた小規模なサイドイベントが開催されました。このイベントには、アフリカ9カ国の代表を含む約50人が参加しました。

イベントの傍ら、ケニアのキアンブ郡は、福岡方式で埋立地を建設した経験を紹介しました。この埋立地は、国連ハビタットと福岡大学の専門家チームの支援により、現地で入手可能な資材を使用し、廃棄物収集業者と協力して建設されました。福岡方式とは、もともと日本の福岡市で開発された準好気性埋立方式で、廃棄物セル内の通気性を高めることにより、廃棄物の分解を促進し、浸出水の水質を向上させ、メタンの排出を抑制するものです。