Preparatory meeting Maputo 2017

2017年4月25日から27日までの3日間、モザンビークの首都マプトにて、「アフリカ・クリーン・シティ・プラットフォーム」設立準備会合が開催されました。アフリカ24カ国の中央・地方政府、日本の環境省、国際協力機構(JICA)、国連環境計画(UNEP)、国連人間居住計画(UN-Habitat)、横浜市、民間企業、青年海外協力隊から約150名が参加し、最終日の4月27日に全会一致で「アフリカン・クリーンシティ・プラットフォーム」発足に承認されました。

初日は、JICAの技術協力プロジェクト「マプト市における持続可能な3R活動推進プロジェクト」のメンバーであるマプト市の職員が、プロジェクトで得られた成果や知見を共有しました。その他、マプト市とモザンビーク政府から、固形廃棄物管理(SWM)に関連する取り組みが紹介されました。討論会では、廃棄物収集システムの効率化、SCMの財政的持続可能性、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進するためのアプローチなどについて議論されました。

2日目には、参加者を3つのグループに分け、アフリカにおけるSLMの課題について、課題抽出・分析ワークショップを開催しました。午後には、JICAからプラットフォームの初期計画案が提示され、参加者はそれについて議論しました。

3日目にはキックオフセッションが行われ、2日目の議論の結果を踏まえた初期計画の最終案とマプト宣言が発表されました。参加者は、プラットフォームを通じてアフリカのSLM問題に取り組む決意を表明し、会議を終了しました。

 

所在地: モザンビーク、マプトのホテル・アベニーダ

言語: 英語、ポルトガル語、フランス語(同時通訳付き)英語、ポルトガル語、フランス語(同時通訳付き)

共同主催者:マプト市、モザンビーク国土・環境・農村開発省(MITADER)、日本環境省、JICA、UNEP、UN-Habitat

コ・プレジデント: セルソ・イスマエル・コレイア モザンビーク国土・環境・農村開発省大臣 伊藤忠彦 環境省国務大臣 David SIMANGO モザンビーク・マプト自治体議会議長