都市化において、計画は何をおいても必要なも のです。急激な都市化により、2050 年には10 人中7 人が都市居住者となると言われています。 誤った政策、計画、デザインにより、人と様々 な活動が都市空間の中で適切に配置されず、そ の結果、スラムの拡大、人口過密、基本的サー ビスの欠如、環境破壊、そして社会的格差や人 種的分離という問題が生じています。 「都市と国土計画に係る国際ガイドライン」は、 都市と国土計画の体制を検討するにあたって、 意思決定者や都市専門家にインスピレーション を与え、方向を示す羅針盤となります。本ガイ ドラインは、政府、地方自治体、市民団体、そ して都市計画の専門家に、コンパクトで社会的 包摂性に富み、持続的、統合的で接続性に優れ た都市を建設するための国際的な参考枠組みを 提供するものです。それにより、持続可能で気 候変動にレジリエンスのある都市の開発を促進 します。